2015/10/10

派遣前合宿その1 新しい何かの始まり

10/08から、いよいよ青年海外協力隊、平成27年度3次隊の訓練合宿が開始した。
参加前から色々と厳しいという話は聞いていたが、予想を裏切らない内容のようである。
ただ、他の隊員の方でブログを書いている人が細かい内容は抑えていると思うので、ここでは省略する。
今日書いた内容の他にも、思い出したものから順々に書いていこうと思う。


1日目は移動のため4時半起き。
新宿から7:30に出発するバスへ乗るため始発電車へ乗り込む。
真横から差し込む日差しが物凄くまぶしくて、進行方向左側の窓を直視できない。
これはいったい私の未来の何を暗示しているというのだ・・・。

バスへ乗り込むと予定通り出発したが、道中のトンネルが工事をしているとかで40分の遅れが生じる。
長野県駒ヶ根市からは訓練所までの連絡バスが出ているのだが、ひょっとしたらこの時間に遅れてしまうかもしれない。
と思ったのだが結局、高速バスの遅れにあわせて訓練所までの連絡バスの出発を後ろにずらしてくれたりと、心配するだけ無駄だったようだ。

問題なく訓練所へ到着し、訓練が開始して3日ほどたったわけだが、ここで訓練に際して事前に懸念していたことや、感じたことなどを列挙する。

  1. ランドリー関係
  2. 語学訓練
  3. 生活関連の諸活動 
  4. お酒

まずは1.ランドリーに関して。
これは、私が訓練所に入る前から懸念していたことである。
ひょっとしたら順番待ちをするなど、かなり洗濯しづらい状況なのではないか?

隊員の居住空間は建物にして3階分に広がっている。
今回駒ヶ根で訓練を受ける青年海外協力隊候補生の数は145名。
対するランドリーの数は各階にそれぞれ12台ずつ存在し、なんと乾燥機ももれなく12台設置されていた。
物干しに使用する場所も常に換気扇が回っている状態で、ハンガーさえあるなら問題なく干すことも可能だ。
洗濯自体も30分ほどで完了してしまうので、皆が2日に1回程度の頻度で洗濯をするのであれば全く問題は起こらないと思われる。
事前の私の杞憂はただの杞憂に終わることになった。

実のところ、洗濯があまり出来ないのではないかと思って洗濯替えをやたらと持ってきたのだが、実際は全体の半分も使用しない可能性が濃厚である。

単純に荷物半分で良かったなぁ。


2.語学に関しては、初日は特に触れられることはなかった。
2日目にクラス編成テストがあり、TOEICとウリ二つの英語のテストを受験する。
派遣先によっては言語が英語ではないところもあるので、そういった人たちはまた異なる趣の試験を受けるようになったようである。
3日目の朝に結果が張り出されたのだが、私の成績は恐らく中の上くらいだろうか。
成績に応じて各クラス6人ほどにクラス分けがされるので、おおよそ同レベルの語学力の仲間がこれで揃うわけだ。
とはいっても、語学力のテストに使用した内容はListningとReadingのみだったので、実際の会話力がわかるわけではない。
今後1週間以内に何人かはクラスが上下するかもしれないらしいが、私は今くらいがちょうど良いと思う。
上のレベルのクラスでは1日目にして早くもプレゼンテーション演習なんていうのを始めているらしい。ヒエエエエ。

私の場合、なんと運良く私と同じキリバスへ派遣される人と、同じクラスとなった。

私の所属するクラスの講師はアメリカ人のBrian先生という。
いずれこのブログにも登場してほしいものだ。


3.訓練所においては、チームは派遣先の国ごとや職種ごとにだけ分割されるのではなく、別途「生活班」という物へ分かれることになる。
逆に、意識しないと職種は今のところ合宿の内容にほとんど影響してこない。
他隊員との会話の節々で出てくるくらいだ。

基本的な合宿生活に関してはこの班ごとにとりまとめが行われる。
役割分担なんかもこの班単位で行うので、班ごとにまとまって会議などをすることも頻繁にある。
なんと私は、私が所属する班の班長を勤めることになった。
役割としては点呼やその他の仕事の取りまとめなのだが、今のところ問題なくこなせているようで班員の皆様には感謝感謝である。

他にも役割としてはいろんな委員会などがあり、その委員会ごとにまた集まりがあったりするなど、実は生活関連の諸活動は結構ややこしい。
ただこれも、実際に入ってしまえば3日で慣れる。
実際私も3日で慣れた。


4.酒
実は初日の夜はかなり寝付けなかった。
訓練所へは酒の持ち込み禁止、コンビに周辺でも立ち飲みや路上での飲酒が禁じられている(青年海外協力隊員として節度ある行動をとらなければならないので当然である)。
周辺には特にお酒が飲める飲食店なども存在しないため、基本平日は飲酒できないと考えて良い。
これまで毎日のように寝酒を繰り返してきた私にとって、お酒が飲めないのはダイレクトに睡眠へダメージを与える。
2日目からは早朝ランニングも始まったので、2日目のオリエンテーションなどは半分死んだような顔をしていたのではないかと思う。

さすがに土曜や日曜の夕方は週末ということで飲みに行く人が多いらしい。
実際、土曜の今日も3分の1は駒ヶ根市外へ繰り出したようだ。
私は残念ながら生活班関係でやることがあったので飲みに参加することは出来なかったが、来週は行くぞ、絶対行くぞ!


さて、今のところはこんな感じだろうか。
まだ語学訓練も本格的には始まっていないので色々と目新しいが、少しずつ大体おんなじ毎日だけどまあまあそれなりOKになっていくのだろう。

ひとまず、元気です。

2015/10/06

派遣前合宿準備前夜

いよいよ青年海外協力隊、平成27年度3次隊の訓練開始の日が明後日へと近づいてきた。

訓練は長野県駒ヶ根市にあるJICAの訓練施設において、合宿で行われる。
人によっては福島県二本松へ行く人もいる。
百数十人を集めて国旗掲揚や早朝ランニングなどをするさまは、さながら自衛隊を彷彿とさせる。
要は、年明け前後から2年間国外へ行きっぱなしになる前哨戦だと思えば話が早い。
合宿の期間はなんと2ヶ月余。
当然ながら、持っていく荷物などもそれ相応の分量となる。

今回は必要なものの確認がてら、用意したものを列挙していこうと思う。

まずは使用したスーツケース。


サイズ比較のために缶ビール上に乗っけてます

見ての通り、そこまで大きいサイズではないです。
これでも結構中身入ります。
かなりキツキツまで押し込みましたが。

これ以外にも、スポーツバッグとビジネスバッグも併用して荷物を持っていきます。


それでは中身です。

○アメニティ関係
  • ハンドタオル×5
  • バスタオル×3
  • 固形石鹸×3
  • 洗濯洗剤
  • 電動シェーバー
  • 鼻毛カッター
  • 電動歯ブラシ
  • 歯磨き粉
  • 針金ハンガー×7
  • 折り畳み式ハンガークリップ(靴下とか干す時のクリップが付いたアレ)
○服
  • ジーンズ
  • 普段着用Tシャツ×3
  • インナー用ヒートテック長袖×5
  • 冬用パジャマ 
  • ウルトラライトダウンジャケット
  • 運動用ジャージ上下×2
  • 運動用シャツ×5 
  • 短パン×3
  • スーツ(当日着用、革靴、ネクタイ含む)
  • 予備スラックス
  • チノパン×2
  • 冬用コート
  • スーツ用カッターシャツ×5
  • スーツ用インナーシャツ×5
  • ランニングシューズ
  • 体育館用運動靴
  • スーツ用靴下×5
  • 普段着用靴下×5 
  • サンダル
  • 雨合羽(セパレート型上下セット)
○文房具
  • のり
  • はさみ
  • ものさし
  • センヌキ
  • ラジオペンチ
  • カッターナイフ
  • バインダー用30穴パンチ(A4サイズ用)
○電子機器関係
  • ノートPC(アダプタ、マウス含む)
  • iPhone(電源含む)
  • OS含むソフトウェアCD,DVD
  • プラスドライバー(No.2)
  • 精密ドライバーセット(プラスのNo.0、No.1含む)
  • 電源タップ(直挿型、3分割)
  • 電源タップ(延長コード型、4分割)
  • 外付ハードディスクドライブ
○その他
  • ボックスティッシュ
  • 各種資料を詰め込んだバインダー
  • パスポート(入所時に預ける)
  • 携帯傘
  • マルチビタミン(40日分、余り物なので中途半端な数に・・・)
  • オロナイン軟膏(恐らく重宝するため丸型ケースのデカイやつ)
  • 技術補完研修のときにメンバーから貰ったバースデーカード


中にはこんなの要らねえだろなんてのもあったりしますが、念のため持って行きます。

オロナイン軟膏なめんなよ!

バインダーに入れるためのバインダーパンチは非常に重宝すると思われる。
私が持っているのはA4サイズ専用だが、最近はA4、B5共用の物も出ているようだ。
授業などで配られたプリントのうち、重要なものをピックアップしてバインダーへ簡単にファイリングできる優れもの。
Amazonなどで安いものは1,500円ほどで購入できるはずだ。


その他細かい点に関しては、駒ヶ根には近くにコンビニがあったりもするようなのでそこまで神経質になることもないでしょう。

ただし、重要なのは何が何でも服。


訓練中に行われる授業では、スーツネクタイ必須という噂もある。
その授業も週5以上のペースで実施されるので、少なくともスラックスとカッターシャツはいくつか数が必要になる。
朝ランも毎日行われるようなので、運動用Tシャツも5枚必要だ。

割と選択替えに慎重になっているのには、洗濯場所に関しての前情報のせいである。
洗濯機はまあ割りと台数があるようなのだが、洗濯機に対する乾燥機の数が凄く少なそうに見受けられたのだ。
となると、洗濯はできても乾燥は部屋干しか乾燥機の順番待ちということになる。

訓練所に入所する人数は、少なく見積もって駒ヶ根も百人を超える。

その人数が全員満遍なく洗濯できるようにするためには、 一週間に一人一回が上限だろう。

しかもその間、洗濯機や乾燥機はフル稼働していることが予想される。


ハンガーもう少し持ってった方がいいかなー・・・。

2015/10/03

合格後諸活動その7 一年に一人の覚悟

10/1、いよいよ平成27年度秋募集が開始された。
私にとっては完全に高みの見物なのだが、これから応募される方々のためにこのブログが少しでも手助けになればと思う。

同日、東京戸渋谷区広尾に私は足を運んだ。
あいにくの曇り空で、到着するや否や小雨が降り始めてしまう。
が、別にこれから遊びに行くわけではないので天気は別に問題ではない。
逆にこれくらいのほうが気分が出て良いというものだ。

なんせ、これから行くのは墓参りなのだから。


旧JICA広尾センター。


2012年8月に閉鎖された、青年海外協力隊に関する諸々の業務を行っていた施設である。

この跡地に残るのが、青年海外協力隊、物故隊員慰霊碑。




青年海外協力隊としての任期中に、命を落とされた偉大なる先人たちの慰霊碑である。


黒ネクタイを締めて参拝する。
どう考えても花束にショットガンを仕込んだヒットマンにしか見えない私のいでたちに、ご一緒した同期隊員も苦笑い(再三言うが、私は非常にガラが悪い)。
わざと少しデカめの花束を用意したのはここだけのナイショだ。

花束を供え、手を合わせる。
そこに去来するのは、先人たちへの畏敬の意と感謝の意。
これから協力隊として途上国へ行くことになる事への祈り。
そして、自分自身への覚悟。


今年で50年の歴史を持つ青年海外協力隊事業も、これだけの歴史があれば隊員の身に色々な災厄が降りかかる。
それは事故であったり、事件であったり、病気であったり災害であったり、様々な障害が隊員たちの命を脅かす。

結果、平成27年4月の段階で総勢68名が命を落としている。

平均すると、1年間に1名以上の方が現在進行形で命を落としている計算だ。

現在、途上国へ送られる協力隊員の数は年間でおよそ900名ほどである(私が合格した平成27年度春募集での合格者が467名だったので、そこから単純計算した)。
この中から、少なくとも1人が死ぬ。
かなりの高確率で、1人が死ぬ。

だから、「青年海外協力隊なんてとんでもない!」といっているわけではない。
このすばらしい事業を否定する気はさらさらない。


私が言いたいのは、「覚悟はできているか?」ということだ。






「死んでも良い」という覚悟ではない。

「どのような困難にぶち当たろうとも必ず生き抜き、絶対に生きて日本へ帰ってくる」という覚悟だ。


「死ぬ覚悟」は、実は誰にでもできる。
なぜなら、「諦める」ということはとても簡単だからだ。

「死なない覚悟」は、実は誰にでもできるわけではない。
なぜなら、「諦めない」という姿勢を貫くことはとても難しいからだ。


ならば、私自身はどうなのか。

実のところ、暇にかこつけてだらけた生活を送ってしまっている。

だってさ、連日飲み歩いてりゃそりゃだらけもしますよ!!!

広島カープだってCS出場をかけて熱戦を繰り広げるもんだからそりゃ見ますよ!!!

マエケンどうでもええけど絵へったくそじゃの!!!!!wwwwwwwwwww


だからといってはなんだが、ちょうどきたる10/3,4にお台場で国際協力イベント「グローバルフェスタ」なるものが開催されるようなので、私も足を運ぼうかと考えている。
同期隊員も行くという話しを聞いているので、一緒に回ってこようかと思う。

青年海外協力隊は、参加するだけが大事なのではない。
本当に大事なのは、帰ってきてからである。

今から準備をしておくに超したことはない。

また、こういったイベントに顔を出すことで、少しでも気持ちを良い方向に持って行かなければ。

訓練が始まるまで、あともう少し。

願わくば、各隊員に少しでもよい未来が訪れますよう。