2015/08/19

青年海外協力隊員を目指して その3

英語の学習と同時進行で進めなければならない課題、そのもう一つがダイエットである。

実はこちらの方がより深刻で、より時間的余裕も少なかった。

まず前提として、青年海外協力隊の平成27年春募集の募集期間は、4/1~5/11である。
この間に諸々の書類を準備し、5/11必着で応募が完了しなければならない。
 ※8/20追記 5/11必着じゃなくて消印有効でした。
その応募書類の中の一つに、健康診断書がある。

当然健康診断書は病院にて健康診断を受けて作成してもらうのだが、なんと青年海外協力隊に応募する際の健康診断は受診時期にも明確な規定がある。
健康診断の受診日付は、募集期間内の4/1~5/11であること。

健康診断の血液検査や診断書作成に時間がかかることを考慮すると、なるべく早めに受診しなければならない。
元々ギリギリで動くのが嫌いな性格であることもあり、健康診断は早めに予約をした。

日付は4/3、1ヶ月を切っている。

だけど、可能な限り削るしかない。


まずはじめに取り掛かったのは、大幅な食事制限。
ひとまず短期間でやせなければならないと言うこともあり、なりふり構わず食べる量を減らしにいった。

それまで一緒に仕事をしているチームで食べていた昼食も、断るようになる。
なぜなら、彼らと一緒に食事をすると必ず外食となり、嫌が応にも摂取カロリーが上がってしまう。
しかし、そのときの私の食事は完全に上記を逸していた。

朝食:なし
昼食:ゆで卵1個、調整豆乳200ml
夕食:サラダ

さらにこれに追い討ちをかけるように、高負荷な運動をはじめるようになる。

一日10kmくらいのランニングは当たり前。

体の異変は、この生活をはじめて1週目にして表れ始める。

胸の辺りがなぜか傷む。
左足のすねが痛い。
右足の膝が痛い。
仕事中、とてつもなくイライラする。

その生活は、健康診断の直前まで続けることになる。
ちなみに健康診断の前々日に、集大成として20kmを走りきっている。

実際に健康診断を受けたときの体重は78kg。
まあ、やらないよりはマシくらいの結果となった。

しかし、ダイエットはこれで終わりではない。
もし青年海外協力隊としていけるようになったとしたら、より一層の絞込みが要求されることになる。
受かってからやるのでは遅い。
引き続き、ダイエットは続けなければ・・・。

その後、あまりにも痛む脚に耐え切れず、ランニングによるトレーニングは一旦諦めることになる(後に、両脚とも疲労骨折を起こしていたことが判明する)。
4月中は基本的には食事療法のみ実施。
しかも、それまで行っていた無茶な食事制限ではなく、ちゃんと摂取カロリーをコントロールした上での食事療法である。
ここから、基本的に野菜中心の食生活へとシフトしていくことになる。

5月に入り、いよいよ何か運動がしたくなってきたので、色々と考え始める。
ランニングは相変わらず脚が痛むので辞めておこう。
自転車も、諸々あって実家へ戻してしまっている。

しょうがない、水泳でも始めてみるか。

水泳など、正直高校を出てからというものまともにした記憶が無い。
小学校の頃に水泳を習っていたと言うこともあるので、一応一通りの泳法で泳ぐことはできる。
ただダイエットをするとなると、ある程度の長距離をこなさなければならない。
であれば、泳法はクロール一択だろう。

5月上旬、まとまった休みが取れたということもあり、まとめてこの期間は泳ぎまくってやろうと思い市民プールへ通い始める。

しかし水泳から遠く離れていた私の体は、全くと言って良いほど水になじまなかった。
まずはクロールで25mプールを1往復してみる。
ただそれだけなのに、 急激に疲労を蓄積し始める肉体。
切れる息、凄まじいビートを刻み始める心臓。

あかん、こんなんあかん。

クロールだけでは体が持たないので、背泳ぎや平泳ぎも交えながらなんとかかんとか、1kmを1時間かけて泳ぎきる。
その帰り道は疲労困憊で倒れそうになりながら歩くことになる。

しかしそんな過酷な運動も、肉体は徐々に順応し始める。
2日目はクロール半分平泳ぎ半分で2kmを泳ぎきった。
3日目にはなんと、全部クロールで2kmを泳ぎきれるまでに成長する。

そしてゴールデンウィークが終わる頃、体重はゴールデンウィーク前に比べて3kgほど落ちることとなる。

VIVA水泳!хорошо水泳!

それからも、時間の許す限り泳ぎまくって泳ぎまくる。
仕事が終われば定時で上がり、中央区の区営プールで2時間ひたすら泳ぐ。
そんな生活が、約2ヶ月ほど続くことになる

最終的に、現在(8/19)は72kgにまで減らすことに成功している。
ライザップもびっくりのコミットメントぶり。

ただ、派遣されるのは来年から。
まだより一層体を引き締める必要がある。

頑張れ俺、負けるな俺、明日は俺のためにある!

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